楽勝バイリンガル作戦

楽勝バイリンガル作戦 vol.01  お金をかけずにバイリンガル!?
投稿日: 2016/3/10|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
中学から高校までの6年間、大学も入れれば10年間も英語を学習してきた筈なのに、英語での道案内も怪しい。これは我々に語学センスが欠如しているのではなく、教育方法に問題があったのは(どう考えても)明白だ。

別に一言語のモノリンガルでも良いのだが、今やインターネットの時代である。バイリンガル、あるいはマルチリンガルであった方が、さまざまな情報にアクセスできるので、日本語で発信される数少ない情報だけに身を任せることもなくなり、糞詰まりも解消される筈だ。

私から見て「バイリンガル」である友人・知人に、どうやって喋れるようになったかを訊ねてみたところ、彼らは謙虚すぎるのか「私はバイリンガルではない」と声を揃えて断言する。

世話になっている某外国雑誌の日本支社トップの女性は、もう英語はベラベラで、日常的に米国人たちを扱き使っているのだが(笑)、そんな彼女もまた「私はバイリンガルではない」と断言した一人だった。

では、バイリンガルとは、どのレベルを指すのだろう。

アジアの工作員が日本に潜入するのは大変な筈だ。見た目は日本人と同じでも、そして、どんなに徹底した日本語教育を受けていたとしても、ちょっとした言い回しやリアクション、そして日本で生まれ育った者なら誰もが知っているようなことを全く知らないなど、どこかでメッキが剥がれてしまうだろうからだ。

日本人(60才)「あなたは、まるで二宮金次郎みたいな人だね」kinjiro
工作員(60才)「二宮さんって、どこの方でしたっけ。私も会ったことのある人?」
日本人(60才)「・・・」

いや、今の若い子達だって二宮金次郎なんて知らないよ・・・と言われるかもしれないが、そのリアクションは異なる筈だ。

若い子(18才)「誰?二宮って。金次郎なんてダサイ名前だねぇ~」

少なくともこの若い子は、二宮金次郎は知らなくとも、今どき「金治郎」などという名前は「ダサイ」というイメージを持っている。つまり、そこら辺までイメージできなければバイリンガルとは言えないだろうと語学が達者な人たちは思っているに違いないのだ。

では、なんで「楽勝バイリンガル」なんて名前の作戦なのかと突っ込まれると言葉に窮するのだが(失笑)、前々からアナウンスしていたので、今さら作戦名を変えるわけには行かなくなったというのが真相としか言いようがなく、まぁ、バイリンガルとは行かないまでも、ある程度のレベルに達するのは(思っているより)簡単だというところで、お茶を濁させて頂くことにしよう。

バイリンガルが、のっけからトーンダウンしてしまったが(汗)、海外のニュース番組ぐらいはフツーに理解できるようになる可能性は高いのだ。高価な語学教材を買ったり、語学学校に通う必要もなく、日常会話ぐらいは、楽勝、楽勝(?!)


楽勝バイリンガル作戦 vol.02  木に一羽の鳥がいます
投稿日: 2016/3/10|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
日本にいる外国人語学教師が大閉口していることの一つに、何も喋れない分際で、教授方法に注文を付ける生徒が多すぎるという事があるのだそうだ。「文法を細かく教えてくれないと困る」とか「日本語が完璧な先生でないと困る」など、まぁ勝手なことをホザきまくるらしい。おそらく、中学高校でのメソッドを踏襲したいのだろう。しかし、そのメソッドが間違っていたから喋れないと疑ったことはないのだろうか。高い授業料を払って、自ら喋れない方式を要求するというのは倒錯しているとしか言いようがない。

外国人語学教師の方もお客様は神様なので「その学習方法では喋れないんだけどなぁ」と疑問に思いながらも、ありふれたテキストを与え、それに沿って教えた方が遙かに楽なので生徒側の要望に応えてしまうことになる。ちなみに、どうしても学校に通いたいのなら、ベルリッツ方式やリンガフォン方式で学ぶべきだと思うのだが。

まぁ、どのみちこのような呆れた悪循環とは「楽勝バイリンガル作戦」は関係ないので、その手の方々のことを考えるのはやめておこう(苦笑)

ところで、中高の英語教育で躓かされたお陰で、英語能力の改善はあまり望めないかもしれない。何たって、異様な例文を叩き込まれた上に、LとRの区別が付かない日本人教師の英語をリスニングしてきたのだから、その呪縛から逃れるのは並大抵のことではない。私の場合、子音はことごとく聞き漏らし、英語発音に至っては、もう絶望的なものがある(涙)

There is a bird on the tree. 木に一羽の鳥がいますとは、人を小馬鹿にした例文ではないか。そりゃ、鳥なんだから土の中にはいないだろう。モグラじゃあるまいし。それが構文として正しいにしても、いったい日常のどのシーンで「木に一羽の鳥がいます」と指摘することがあるだろうか。よほど珍しい鳥、例えばそれが孔雀だったらまだ分かる。「あっ、木に孔雀がいるよ!」とか(笑)。それに、Bird のところを Peacock にしてくれていたら、発音においてもまだ救われた筈だ(皆さん、Peacockは問題ないとしても、Bird って発音できますか?あるいは聴き取れますか?)

このような背景があるのだから英語は捨て、その他の言語を一から取り組んだ方が手っ取り早い。でも、英語が達者な友人から「いや、そのトラウマから抜け出せば英語だって喋れますよ。自分がスペイン語だからって、英語を排除しないでくれる?」と怒られてしまったので、英語に関しては、その友人のメソッドを拝借することにしよう。


楽勝バイリンガル作戦 vol.03  対症療法としてのIPTV作戦
投稿日: 2016/3/11|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
さて、痩せ我慢的「楽勝バイリンガル作戦」は、IPTVの導入が重要となってくる楽勝IPTV作戦を参照)。ロートルPCをLinuxで蘇生させ、地デジTVの代わりになるものを「お茶の間の中心に配置」することから始めようとしているからだ。

別に地デジTVをモニターとして使わなくとも、パソコンでIPTVを視聴したって同じことだろうと思われるかもしれない。しかしパソコンはIPTVだけでなく、他の様々な機能に目が行ってしまうので(メールをチェックするとか、Facebookにアクセスしてしまうとか)、その結果IPTVは「TVとして日常に溶け込めなくなってしまう」のでお薦めできないのである。

TV受像器では、地デジ、BS、CS、DVDやBlu-ray、録画映像などを視聴されていると想像するが、それに「IPTV」を追加することによって「日常での情報ツール」としての幅を持たせたいのである。

具体的には入力切換で ①地上デジタル ②BS1 ③CS1 ④CS2 ⑤HDMI ⑥PC(←これがIPTV)を選択可能にしたいのだ。「楽勝IPTV作戦」を読まれていない方は、HDMIでPCとTVを繋げても良いだろう・・・と思われるかもしれないが(HDMI接続できるPCが余っているのなら、それでも良いのだが)、お金をかけずにロートルPCを使うとなると、ほとんどの場合 HDMI出力端子が付いていないので アナログRGB端子を使うことになる、ということなのである。Linux_IPTV

TV受像器を流用するのは、「地デジ中毒」への対症療法という側面もある。地デジ以外のBSやCSもカウントすれば一見多チャンネルのようだが、どこもかしこも横並びの金太郎飴ニュース、呆れたグルメ番組、そして内輪話で盛り上がり手を叩いて笑うタレントばかり。下らないとは思っていても、何故か惰性でズルズルと付き合うハメとなり、貴重な時間を無為に過ごすことになってしまう。

いっその事、そんな戯けたものはお茶の間から叩き出し「IPTV」のみにした方が精神衛生上良いと思うこともあるが、それは麻薬中毒患者から(いきなり)麻薬を取り上げるのと同じことで、一家揃って禁断症状で藻掻き苦しむことになるかもしれない。そこで、選択肢の中にIPTVを投入しようというのである。

まぁ、実際にIPTVが導入されると、ほとんどの人が地デジなど見なくなり、精神状態は安定し性格が明るくなるという傾向があるのだが(←本当かよ・・・失笑)


楽勝バイリンガル作戦 vol.04  ありふれた日常、デスパレートな妻たち
投稿日: 2016/3/11|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
居間の中央にドドーンとIPTVを設置し、例えば私の場合はラテンアメリカ某国のチャンネルをセットすると、彼の地のTVがリアルタイムで映し出される。するとTV(=日常)というのは怖ろしいもので、自分が何処にいるか全く分からなくなってくるのである。

ただラテンアメリカの場合、こちらが夜なら、あちらはデイタイム。夜ベッドに入りTVのスイッチを入れると「今日の昼ご飯」だの「昼メロ」などが決まって流れてくるので、視聴時間帯が問題になることはある(笑)。まぁ、それでもリアルタイムで見られるのだから、効果は抜群なのだけれど。

ちなみに繰り返しになってしまうが、パソコンで海外放送やYoutube動画を見るのはやめた方が良い。部屋の中央に居座っているTVをIPTV化し(それ専用のパソコンを割り当て)、あくまでTVという位置づけでの視聴を徹底すべきだと思うのだ。

もちろん、ただひたすら眺めているだけで獲得できるほど、言葉の世界は甘くない。「分からないけど聴いているだけで、語学が上達する」だの「眠っている間に英語が話せるようになる」なんて事がある筈がなく(失笑)、やはり集中し、繰り返し見ないと駄目に決まっている。

そこで一番のお薦めは、彼の地の連続TVドラマを見ることである。私が贔屓にしているラテンアメリカは、全150話なんてのがザラな世界なので(笑)ハラハラドキドキ、連日見続けることになるのだが、これはラテンアメリカに限らず、いわゆる第三世界では当たり前の話で、例えばトルコ、インド、南アフリカ・・・どの国でも160話とか200話とか、とてつもないスケールで展開されているのである。それに比べると、日本の「大河ドラマ」なんてのはミニ・ドラマに等しい。

ちなみに、そんなTVドラマを観る際は、可能な限り「ありふれた日常」を描いたものから入るべきである。SF裁判ものなどは専門用語が飛び交うので、さすがに日常的な感覚では捉えきれず、何のことか分からず万歳するケースが多いからだ。英語が達者な友人は「Desperate Housewives (デスパレートな妻たち)」あたりをリコメンドすると言っている。

ところで、まだIPTV作戦を遂行していないという方は、とりあえず海外の人間がアップロードした Youtubeでの海外連続ドラマ作戦で行くべきだ。なぜなら、外国語を獲得する上で最も障害となるのは「対訳」や「字幕」にあると信じて疑わないからである。字幕などという余計なものがあるから、聞き取りが疎かになり、そして字幕を追いかける為に「落ち着かない眼」をした人となってしまうのである(失笑)


楽勝バイリンガル作戦 vol.05  このメソッドは男の方が珍しく有利の巻
投稿日: 2016/3/11|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
もう大昔の話なのだが、私は高い金を払ってリンガフォンのスペイン語セットを購入したことがある。学習の進め方という小冊子には、確か以下のようなことが書いてあったと記憶する。

第一段階: 何度も何度も全ての音が拾えるようになるまで聴いて、オウム返しに真似て発声すること(この時点では、意味が分からなくとも良い)
第二段階: 完全に音が捉えられるようになって初めてテキストを開き、再び繰り返し聴き、そして発声する(テキストに描かれているイラストで状況をイメージしながら文字を追う。この段階でも辞書を引いてはいけない)
第三段階: だいたいの状況が掴めたら、単語などを辞書でチェックする。

おそらくベルリッツなども、同じようなメソッドの筈である(連続TVドラマに於いても、シチュエーションが理解できるようになるまで同じエピソードを繰り返し、何度も何度も見ることが重要となる)。

話はちょっと変わるようだが、友人がスペイン女性と国際結婚した際、奥さんの連れ子(4才)も一緒に来日したのだが、その子は、近所の子達と遊ぶこと数ヶ月、まぁ、実に見事に日本語を操るようになったのである。

「ところでグロリアちゃん。頑張れってスペイン語では何て言うの?」

日本人が頻繁に口にする「頑張れ」というのは、どの言語に翻訳するのも意外に難しく、どういう訳が一番フィットするのかいつも悩んでいたからである。するとグロリアちゃんは即答したのである。

「Gana!(勝て!) Gana!(勝て!)」

これには驚いて「Animo!」とか「Adelante!」じゃないの?と訊ねると、グロリアちゃんは「違う、違う、ガナ(Gana)なの!」と言い張るのである(笑)

鬱病や、精神的に参っている人に「頑張れ」と励ますのは禁句だと言われるが、それは「負けるんじゃない、勝て!」というニュアンスが含まれているからに違いない。4才のグロリアちゃんは、友達が言っている「頑張れ」から、そういうニュアンスを嗅ぎ取ったのだろう。

従ってグロリアちゃんや、リンガフォン、ベルリッツ方式に倣って、辞書は後回し。あくまで感覚的にニュアンスを嗅ぎ取ることを最優先すべきに違いない。

未だIPTVを導入していない方は、海外の人間がアップロードした Youtubeの連続ドラマ作戦で行くべきだと記したが、その理由は字幕がないからである。いや、DVDの映画でも字幕を消せば同じだろうと突っ込まれるかもしれないが、DVDの駄目なところは、最初は字幕オフで観ていても、分からなくなると必ず字幕オンにしてしまうなど、誘惑が多いからだ(笑)。また、ついでに言うと「映画」というのは2時間ぐらいに凝縮された世界なので、日常にベッタリと貼り付いたTVドラマとはシナリオの書き方が著しく異なるので、どのみちお薦めできない。TVドラマが理解できるようになっても、映画の方は6割ぐらいしか理解できないというケースが多いのはその為である。DVDで行く場合でも連続TVドラマをレンタルすべきである。もし字幕をONにしない自信があるのなら・・・の話だが(無理だと思うけどなぁ)

ついでに妙なことを記すようだが、この学習法は「男」の方が断然有利なのである。同じドラマを繰り返し見て感激できる馬鹿は「男」の方と相場が決まっているからである(笑)。例えば、自分が(DVDなどで)保有している映画がTVで放映された場合、スイッチを切らずに見続けるのは「男」と相場が決まっている(苦笑)。女性は何度も見たシーンにハラハラドキドキするほど間抜けではないのだ(笑)


楽勝バイリンガル作戦 vol.06  IPTVは容易に国境を越えるの巻
投稿日: 2016/3/11|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
さて、英語が達者な友人某からは怒られるかもしれないが、英語以外の未知の言語を選択した方が上達は格段に早くなると思うのである。「耳」から入ってきた言葉は、何故か全て「音」として拾えるようになるからだ(ただし、学習スタート時点から対訳を見たり、文法書を紐解いたりしなければの話だが)

私の場合はスペイン語教育を全く受けておらず、ある程度喋れるようになった段階でも、スペイン語のアルファベットがAからZまで言えなかったのだが(言えないというより、知らなかったのだが)、いつの間にか誰に教えられるでもなく(全く自慢にならないが)言えるようになっていたのである(失笑)

ABCから始めた英語が聴き取れないのに、スペイン語の方はABCを知らなかったのに音が拾えるというのには我ながら絶句してしまう。ちなみに中学英語の授業で、ABCより前に「I am dying to see you!」などと教えて貰っていたら取り敢えず誰かと会話は出来たのに(笑)、「There is a bird on the tree」では馬鹿と思われるだけである(苦笑)

さて、海外TV放送を観るのが何故凄いかという点を強調しておかねばならない。

またしても私の例だが、スペイン語圏というのはとてつもなく広範囲に及ぶので(スペイン本土をはじめラテンアメリカのほとんどの国で使われている言葉なので)、国ごとに、そのスペイン語が著しく異なるのである。ブリティッシュと米国英語、あるいはオーストラリアやジャマイカの英語が異なるのと同じ事なのだが、IPTV作戦は、その国境をいとも簡単に飛び越えてくれるところが凄いのである。

ずっとメキシコの連続TVドラマを見た後に南米コロンビアのドラマを見ると、そのスペイン語に慣れるのに軽く一週間ぐらい要するのである。アルゼンチンに至っては、全くイタリア語にしか聞こえない。ところがドラマそのものが面白いので(ちなみにラテンアメリカに限らず、いわゆる第三世界のTVドラマは、黎明期の日本TVドラマなど比較にならないほどレベルが高く面白いので)ついつい引き込まれてしまい、すぐに現地の言葉に慣れてしまうのだ。今では、その発音を耳にしただけで何処の国の出身か分かるようになったくらいだ。

ちなみに第三世界間のTVドラマ交流というのは頻繁に行われていて、アラブ系や東ヨーロッパ系、アジア系、ラテンアメリカ系のドラマは吹き替え版で、相互の国のお茶の間に流れ込んでいる(私は昨年、スペイン語に吹き替えられたトルコ共和国の連続TVドラマを見ていた)cieguito

かつて、キューバで日本の「おしん」が大ヒットした際、穿った見方をする手合いが「キューバ政府にとって堪え忍ぶことを強調する(おしんのような)ドラマは、民衆をコントロールするのに都合が良かったのだろう」などという(とてつもなく)的外れな論評を加えていたが、彼の地では、おしんより「座頭市」の方が遙かに有名なのである。博徒なヤクザもの、女が大好きで時には人も斬る「座頭市」が、政府に都合が良いキャラクターの筈はないだろう(失笑)。かつて勝新太郎はハバナ空港に降り立った際、タラップを降りる前に居合い抜きのポーズをとって大喝采を浴びたそうである(笑)。カストロもシエギート・イチ(座頭市)の大ファンだそうだ。ちなみに、80年代のキューバでは堺正章と夏目雅子の「西遊記」も大ヒットしている。


楽勝バイリンガル作戦 vol.07  外国人の恋人がいても語学は上達しないの巻
投稿日: 2016/3/11|Posted in 楽勝バイリンガル作戦!|(無断転載禁止)
外国人と恋愛すれば外国語が達者になると言う人がいるが、それは大嘘である。恋愛関係に陥れば、相手はこちらの拙い言葉でも理解しようと努めてくれるので、意志が通じたと錯覚するだけなのである。私の知り合いで米国人と結婚した男がいたが、彼は奥方の英語しか理解できなかった(笑)

彼は、無愛想な店員のいるファーストフード店では、ハンバーガーの一つも満足に注文できない。つまり、相手が理解しようと耳を傾けてくれないシーンでは、全くアウトなのだ。ちなみに、私も Humbergerが正しく発音できないので同じことなのだが、彼のように狼狽えることはない。スペイン系店員のいるレジに並ぶからである(失笑)

カリフォルニアで働いた経験のある石川 好さんの作品に、興味深いことが記されていた。うろ覚えだが、彼の地の日系人(一世、二世)は、みな煙草は KENTを吸っているというのだ。何故 KENTを好むのかと言えば、Marlboro は発音できないが、KENTなら発音できるからだそうだ。・・・こ、これは、笑えなかった。

私はサンディエゴのグロッセリーで Marlboroを買おうとした時、店のお婆さんが全く理解してくれないので、レジの方に身を乗り出して Marlboroを指さしたことがある。これは彼の地では絶対にやってはいけないアクションで(苦笑)、お婆さんは恐怖で引き攣った目をしながら、Marlboroの代わりに私にピストルを向けたのである(蒼白)

さて、私はスペイン語オンリーなので英語には興味がないのだが(ほとんど諦めていると言った方が正しいのだが)、また英語が達者な友人から「自分が諦めているからって、英語を排除しないでくれる?」と怒られるに違いないので、彼のアドバイスを記しておこう。彼はIPTV作戦での聴き取りと並行して、とにかく恥ずかしがらずに間違ってもよいから「大きな声」で喋りまくれというのである

しかしなぁ、そうは言っても、日本においては自分たちも喋れないくせに「他人の英語を笑う手合い」が周囲に多すぎるからなぁ・・・と弱気に思うのだが、「大きな声で堂々と間違える」というのは確かに効果がありそうだ(苦笑)。ただ、音が聴き取れないから発音できないのだとしたら、やはりIPTV作戦を決行して、英語を聴き取るところから始めるのが良いのかもしれない。

ただ、まったく新しい言語からスタートすると、その苦労はなくなるので、いきなりアラビア語、トルコ語、ヒンディ語など、未知の言葉に挑戦された方がベターだと思うのだが・・・

自宅のTVをIPTV化されていない場合でも(可能な限り)TVに専用のPCを繋げて、例えば下記の超大河ドラマなどは youtube 等で視聴可能なので、トライされてはいかがだろう。

روبى [Ruby](95話) アラビア語 Syria
Aşk-ı Memnu [Ask-i Memnu] (79話)トルコ語 Turkey
Yeh Vaada Raha (121話~)ヒンディ語 India
Sous le soleil(480話)フランス語 France
Kassandra (150話)スペイン語 Venezuela
Avenida Brasil(179話) ポルトガル語 Brazil
Бедная Настя [Poor Nastya](127話)ロシア語 Russia

執拗な繰り返しになるが、大河ドラマ視聴と、某NHKの「テレビで○○語」などという日本語の解説が入る学習メソッドは併用しない方が身のためである。さらに「辞書」は引くのも買うのも全エピソードを見終わってから(想像力で翻訳した後で)・・・

ちなみに、TVドラマ大国だったシリアの今の状況を考えると「何がソープオペラだ!それより他にすることがあるだろう」と罵倒されるかもしれないが、アラビア語が喋れるようになってシリア人とダイレクトに会話ができるようになれば、あるいはアラビア語のローカル・ニュース番組が理解できるようになれば、急がば回れ、見えてくる世界も違ってくる筈なのである。kassandra

私は90年代初頭にスーパー・チャンネルで人気を博した「カサンドラ」という南米ベネズエラの超大河ドラマを贔屓にしているのだが、それを製作したテレビ局 RCT(Radio Caracas Televisión) は忌み嫌っている。だから見ないと意地を張ることも可能なのだが(苦笑)、カサンドラの原作者であり脚本家のデイラ・フィアジョ女史はキューバ出身の作家で、ラ米TVドラマの母と言われるストーリーテラーだけあって、やはりとてつもなく面白いので、RCTとは切り離して見ているのである。

つづく