ワンガリPC作戦 (2012)

ワンガリPC大作戦 vol.01 旧型パソコンが新たな情報ツールに大変身!?
投稿日: 2012/2/09|Posted in ワンガリPC大作戦!|(無断転載禁止)
世界には困窮している人が大勢いるというのに、飽食を繰りdynabook返し、使えるものまで平気で捨ててしまうという先進国特有の犯罪的メンタリティ。リサイクルという掛け声は大きくなってはいても、その底はまだまだ浅い。そういった行為を諫める為に、日本語の「モッタイナイ」をキーワードに彗星の如く登場したアフリカ人女性ワンガリ・マータイさん。

・・・いや、貧困に苦しむ女性たちをグリーンベルトなる運動に引き入れ、アフリカ女性初のノーベル平和賞を受賞した彼女が、日本語などという世界的に見れば「ド・ローカル」な言語に偶然出遭ったとは到底思えない。これには何らかの仕掛けがあったに違いない。

実は、ワンガリさんに「モッタイナイ」という概念を説明し協力を要請した仕掛け人は、「旧石器発掘捏造」をスクープした、元毎日新聞北海道支社報道部長の真田和義さんというジャーナリストだったのである。私は、この捏造のスクープが書籍「発掘捏造」になった時点で興味深く読んでいたのだが(私は不謹慎にも、その捏造をやってのけた在野の考古学研究家である東北人に好感を持っているのだが)、その監修者がワンガリさんとモッタイナイを結びつけた張本人だったとは、彼女が亡くなる昨年の9月まで気付かなかった。

この「ワンガリPC作戦」とは、最新の端末など入手しなくとも旧型のPCなどで十分用は足りるという「セコイ作戦」だったのだが、それを展開しようとしていた矢先に、ワンガリ・マータイさんが亡くなってしまうという予期せぬ出来事に遭遇し、すっかり意気消沈していたのである。

貧困問題は、単に食料供給というミクロ的な対症療法では到底解決できないという事を明確に示したワンガリ・マータイさんは、アフリカの中村 哲医師なのであった。アフガニスタンに於いて、患者を診察しているだけでは根本的な治療は出来ないと「用水路」を拓き「緑の大地計画」を推進している中村哲医師と、ワンガリさん「グリーンベルト運動」は、間違いなく通底しているのである。

つまり、そのように尊敬していた人が逝ってしまったので、ギャフンと落ち込んでいたのである。アフリカに蔓延するAIDSは、そもそも「培養されバラ撒かれた人工ウィルスではないのか?」という疑惑を持ち続けた鋭い彼女が、そういった問題も含めて世界に発信してくれる事を願っていたのに、突然の急逝。まったく、2011年というのはロクでもない年だった。

ところで、アフリカのワンガリさんが「モッタイナイ」と言うからインパクトがあったのであって、同じ言葉を、例えば孫正義が言っても説得力はなかった筈である。

何で孫正義が引き合いに出されねばならないのかというと、単に私が個人的な恨みを抱いているからである(笑)。10年ほど前、孫正義の会社がアキバのPCショップと組んで売りに出したBTOパソコンを買って、酷い目に遭った経験があるからである。確か謳い文句は「PCにそんなに高いスペックが必要ですか?ネットに繋がり手紙を書く程度なら、これで十分!」というようなものだった。しかしそれは「十分」どころか、起動に絶望的な時間がかかり、ネットどころかワープロで「あ」と打っても、文字が表示されるのに数秒かかるほどの間抜けな代物だったのである。言っている事は尤もなのだが、中身が伴わない。どうも孫という男は信用できない。おい。最近いやに静かだが、メガソーラー発電はどうなったんだ?

ま、また話が逸れてしまいそうだ。ということで、そろそろワンガリPC作戦開始。


ワンガリPC大作戦 vol.02 レアメタル争奪戦と、第三世界で役立たずの最先端機器
投稿日: 2012/2/09|Posted in ワンガリPC大作戦!|(無断転載禁止)
私は、今や主流になっている薄型の電子機器というもの全てに懐疑的zulu_heartである。見てくれはよいが、どうも手にする気になれない。デジカメを買うにしても、必ずバッテリーが世界標準である「単三電池」式のものを無意識に捜している。

日本国内や(いわゆる)先進国で使うのなら特殊形状の電池でも問題はないのかもしれないが、それらの薄型電子機器を第三世界に持って行くと、もう最悪である。バッテリーが上がったら、もう万歳。何処をどう捜しても、そんな新型の特殊電池など見付からないからである(たとえ見付かったとしても、目の玉が飛び出るくらい高い)。

充電式の機器も同様である。電圧がエレベーターのように平気で上がったり下がったりする国々では、エネループだのエボルタでも万歳となる事が多い。たとえ数回は充電が可能であっても、電池寿命のサイクルが異様に短くなり、そして破裂するのではないかと思うくらい熱くなることがある。かつて、100V-240Vまでを変換できる筈の買ったばかりのノートパソコンが「目玉焼きが作れるほど発熱」し、アッという間に昇天してしまった事もあった。

その為、充電式の機器を使わざるを得ない時は、変圧器だけでなくスタビライザー(電圧安定器)まで持って歩くハメとなる。それらは鉄の塊のようなものなので、重くて仕方がない。そして、「そこまでして持ち歩く必要性があるのか」と自らに問い始めると、踊らされているような不快な気分に陥るのである。

世界は先進国ばかりではない。いや、いわゆる先進国というのは世界的に見れば圧倒的に少数派なのである。自分たちだけが便利に使えれば、それで良いという根性も気にくわない。

congo日本国内でも、ちょっと昔のノートパソコンを使っている人なら分かる筈である。充電式のバッテリーが上がってしまったら最後、新たなバッテリーを捜すのは容易ではない。勿論、売ってはいるのだろうが、既に生産終了品のそれは新しいノートパソコン並に高価な場合が多い。従って、新しい内蔵電池購入を諦め(つまり持ち運びを諦め)、常に電源をつなげて使っている人は多い筈である。あるいは、やはり新型に買い換えるしかなくなる・・・とか。

先進技術に付き合いはじめると、次から次へと新製品に乗り換えるハメとなる。経済発展の為には、買い換えこそが重要なのである・・・などと言うが、それが果たして「地球に優しい」ことなのかと懐疑的にならざるを得ない。それどころか、最先端の電子機器に必要不可欠なレアメタルの争奪戦が世界中で繰り広げられ、その利権を巡って紛争までが引き起こされ多くの血が流されていることを考えると、気分は最悪だ。

それでも不足分を補うことが出来ないので、古い機器を回収してレアメタルを抽出というレベルの「リサイクル」。どうも本来の意味のリサイクルとはかけ離れている気がしてならない。

モッタイナイどころか、とんだ環境破壊。ワンガリ・マータイさんなら、そう激怒したに違いない。


ワンガリPC大作戦 vol. 03 ワンコインでも可能な、ワンガリPCの初級講座
投稿日: 2012/2/10|Posted in ワンガリPC大作戦!|(無断転載禁止)
Thinkpad_Dybabook旧型パソコンを再生させるってのは、新型を買う金がないので痩せ我慢しているだけだろう・・・などと言われても困る。このサイトの名は「痩せ我慢」なのだから仕方ないではないか。

私が保有している旧型ノートパソコンは、ザッと数えただけでも6~7台ある。ちなみに、それらのほとんどは秋葉原のショップや路上で購入したものである。かつて、数十万円もしたものが500~1,000円ぐらいで投げ売られていたりすると、つい手にとってしまい、そして増え続けるのである。

海外の友人が来日した際に、チューニングをしたそれらのノートパソコンをプレゼントすると「君がそんなに大金持ちだとは思わなかった!」と誤解され冷や汗をかくことがある。それが吉野家の牛丼と同じぐらいの値段なのだと、いくら説明しても納得して貰えない (苦笑)。

しかし、モッタイナイというかふざけた話である。使えるものを、ガラクタ扱いするとは言語道断。

さて、ワンコイン(といっても100円ではないが)で買ったノートパソコンのほとんど全ては、内蔵バッテリーが逝ってしまっている。その上、OSの救世主「Linux」でも救えないようなスペックのノートパソコンも数多くある。

しかし、そういった超旧型PCでも使い方を限定すれば今の日本でも十分通用するワンガリな高速PCに変身するのである。我が家では、ロートルPCは全て「テキスト・エディター専用機」となり、あちこちに標準配備され大活躍している。その起動の早さは最新型のPCに全く引けを取らない(いや、むしろ比較にならないくらい早い)

写真のノートパソコンは、すべてIBMのPC-DOS/Vというもので動いていhitachi_floraる。そこに文章を作成するエディターをインストールしているのである。起動後、数十秒で文章を書き始められる新型PCというのは、そうざらには無いはずである。

右の日立フローラは気に入っていたのだが、桜インコを狙って侵入してきた野良猫に椅子から叩き落とされ完全に破壊されてしまった。壊れた日立フローラは「パソコンファーム」が無料で引き取ってリサイクルしてくれたので、お金はかからなかったが。

ちなみに、フォーマットしてもデータが復元可能なHDは分解して取り外し、ハードディスクは髭剃り用の「鏡」や、カラス除けの吊り下げ式「乱反射ミラー」に変身させ、そして超強力な磁石部分は、棒の先に取り付けて「釘拾い」などに使っている(笑)。HDに内蔵されている磁石の強力さは想像を絶するものがある。

anti_crow_HD気が散らないワンガリPC
人それぞれだから何とも言えないが、もしあまりPCに詳しくない私のようなタイプの人なら、ワープロというか「テキスト・エディター専用機」として使われるのが最も設定が簡単で楽である。これらの旧型ノートパソコンで印刷まで行おうとか、そういった面倒な事を考えるとそれなりにチューニングに時間を割かねばならなくなり、ストレスがたまるのでお薦めできない。しかし、あくまで文字入力に特化したサブ・マシーンとして使えば、これほど気が散らずに(メール・チェックとか他の事が出来ないので)文章に没頭できるマシーンは他にない。

データの移動は、今や誰も使わなくなってしまったフロッピーである。floppy_S若い世代でフロッピーが何だか分からない人でも、最近、無実の人間を陥れようとした「フロッピー前田」という悪辣な元検事がいたので、名前ぐらいは聞いた事があるだろう。

DOS用テキストエディター: フリーの優秀なものが沢山存在する
FreeDOS (海外ではDOS需要はまだまだ高い。そして何と無料である 注:日本語未対応)
FreeDOS/V (上記のFreeDOSを改造し、日本語化する方法を綴ったサイト)私にはレベルが高すぎて歯が立たない。

次回は、5~6年前のPCにOSの救世主「Linux」を投入し、最新鋭の(無料電話や、外国のTV放送まで見られる)情報ツールに変貌させてしまおうという、ワンガリPCの頂上作戦である。


ワンガリPC大作戦 vol. 04 ウンクルンクル神、メビウスに活を入れるの巻
投稿日: 2012/2/12|Posted in ワンガリPC大作戦!|(無断転載禁止)
私はノートパソコンが嫌いである。内蔵バッテリーが逝ってしまったらその交換は高くつく上、メモリーやHDDをアップグレードしようにも様々な制約が付きまとうからである。そして、最も問題となるのが、メーカー製のノートパソコンはドライバーが個別に提供されていないケースが多く、OSを別のものに入れ替えようという試みなどはことごとく阻止されてしまうからである(ただこれはWinの話であって、Macの場合はどうなのか知らないが)。とにかくコスト・パフォーマンスの面でも、長きに渡って拡張が可能な自作デスクトップとはエライ違いである(註)。

ワンガリPC頂上作戦とは「大本営発表垂れ流し地デジ」を捨て、そんな問題を抱える旧式メーカー製ノートパソコンなどを最新情報ツールに変身させてしまおうという困難が予想される作戦なのだが、さすがワンガリ・マータイさんである。彼女は私の枕元に立ち、解決策を耳打ちしてくれたのである。

unkulunkuluウブントゥを入れなさい!
ズールーの神ウンクルンクルが手を貸してくれるでしょう!

こじつけの作り話のようだが(失笑)UBUNTUというのは、南アフリカのズールー語で「他者への思いやり」などの意味をもっているのだから、あながち偶然とは思えない。

前にチラリと触れたことがあるが、右の写真は、2003年発売の(今は亡き)メビウスという、とてつもなく半端で役立たずだったノートパソコンが、心を入れ替え立派に更正し社会復帰を果たした感動の瞬間である。mebius

このノートパソコンは、プリインストールされた Windows XP (Service Pack 1)なら何とか動いても、Windows XP を Service Pack 2 にすると、トロくてほとんど動作せず、つまり全く使い物にならない代物で長年放置するハメとなっていたのである。

ちなみに、OSがプリインストールされたこの手のノートパソコンは、勝手に分解したり設定を変えてしまうと「メーカー保証外」となってしまうので、そこら辺は十分に覚悟する必要がある。従って「トロくとも一応動いていたのに、ワンガリPC作戦の真似をしたら全く動作しなくなってしまった!」などと筋違いの苦情を言われても困るということを、前もってアナウンスしておきます。

UBUNTUというかLinuxの優れたところは、低スペックなパソコンでもビュンビュン動くというところにあるのだが、今回は「マルチメディア+最新の情報ツール化」が課題となっているので、やはりそれなりの部品交換はせざるを得なかった。

秋葉原には、ぶっきらぼうだがキチンと順序立てて説明すると、それなりに親身になり相談に乗ってくれるアドバイザーたちが大勢いる。ここで嫌われるのは、妙な知ったかぶりをするか、判断をアドバイザーに委ねるような「客」と相場は決まっているのである。

かつて、親の介護で憔悴しきった私が(部屋を24時間監視する)「監視カメラ」が壊れて弱り果て、秋葉原ラジオセンターに相談に行った時のことである。使用目的を説明し、壊れたものと同型のカメラを捜していると述べると、「在宅介護とは大変ですね」と呟きながら持参したカメラをチェックしてくれ「これ、壊れていませんね。たぶんお使いのアダプターが寿命の短い古いタイプなんでしょう」と、600円ほどのアダプター購入を薦めてくれたのである。まさに彼の言う通り、カメラ自体は壊れていなかったのである。その店では多くの監視カメラを扱っているので、黙って高価なカメラを売りつけることも出来たのにである。感謝の言葉を述べると、ぶっきらぼうに「お互い様ですから」と一言。秋葉原もどんどん特徴のない街に変貌しつつあるが、「電波会館」や「ラジオストアー」、そして「ラジオセンター」に集まっている多くのプロフェッショナルな店だけは無くなって欲しくないと願うばかりである。

さて、役立たずのノートパソコン「メビウス」を蘇生させる為に、秋葉原の某中古ショップに出向いた時のことである。どの角度から見ても「ぶっきらぼう」という店員氏が、面倒くさそうに客に応対していた。客の質問に閉口しはじめたのか、彼はどんどん不機嫌になって行く(PCにさほど詳しくない私でも、うんざりするような質問だったので仕方ないのだが)。

ようやく私の番となったので「旧型メビウスにUBUNTUを入れてみたのだが、さすがのUBUNTUでも動作がトロくて困っている。従ってメモリを増設しようと思うのだが・・・云々かんぬん」と言うと、しばらく身動きしないで中空を見つめていた店員氏は「ほーーー。あれが UBUNTUである程度動いたってのか。でも、メモリよりもHDDだろうな。あの時代のノートに内蔵されてたHDDって回転数遅いやつばかりだったからな」と、独り言のように呟くのである(笑)

「え?ではメモリを増設しても意味はない?それよりもHDDを交換した方が良いと?」

この手の質問がアキバでは顰蹙を買うのである(苦笑)。それは客が判断すべきことだからである。彼はそんな質問をされても困るのである。

「あー、それではメモリ1GBと、そこの5400回転の80GBのHDDを下さい」と冷や汗をかきながら注文。

すると彼は「メモリは中古のこれで試されては?」と、異様に安い中古品の方をヌッと差し出すのである。ぶっきらぼうだが親切な男である(笑)。さらに「メモリの方は、相性が悪かったら一週間以内に持ってきて下さい」とも付け加えてくれた。

メビウス PC-MC1-3CC という 2003年モデルのスペックは以下の通り:

CPU : AMD Athlon XP-M 1800
Memory: 768MB (DDR SDRAM PC2100) → このメモリを 1GB (DDR SDRAM PC2700)
HDD: 40GB (4200 rpm) → このHDDを 80GB (5400 rpm)に

結論を先に言うと、これで全て問題はクリアできたのである。やはり、動作がトロかったのはメモリよりもHDDの回転数が原因のようだった。アキバのぶっきらぼう氏の呟きは正しかったのである。

註. メーカー製のノートパソコンも、一応上位のOSには対応させようとするだろうが、例えば Windows 7 がプリインストールされているノートPCに、一世代前の Windows XPをインストールしようとすると、XP用のドライバーが用意されていないので万歳となる、とか。


ワンガリPC大作戦 vol. 05 SUDOって、須藤さんのことですか?  
投稿日: 2012/2/13|Posted in ワンガリPC大作戦!|(無断転載禁止)
さて、かつてLinux系のインストールは、私のように簡単な因数分解が解けない人間にはハードルが高すぎ全くお手上げな代物だった。何度チャレンジしても、まともに動いてくれる事はほとんどなかったのである。

しかしこの UBUNTU、改良に改良を重ね、遂にパソコンに詳しくない人間でも簡単にインストールができるよう革命的に進化したのである。Windowsのようにインストールに異様な時間を要し、謎の再起動を執拗に繰り返さねばならないOSとは月とスッポン、ほんの半時間ほどでインストールが完了してしまうのである。

ただ、OSを一度も自分でインストールした事がない人の多くは、UBUNTUを試したいという心意気はあっても (ほとんどの場合) その入り口付近で蹴躓いてしまうのである。

(1) UBUNTUのセットアップ・ファイルをダウンロードしたが、それをどうやってインストールしたら良いのか皆目見当がつかず、途方に暮れる。
(2) それは、どうやらCDに書き込む必要があるらしいと分かったので書き込んでみたところ、ウンともスンとも言わないCDが出来上がってしまい顔面を引き攣らせる。
(3) ようやくCDに正しくイメージは書き込めたような雰囲気なのだが、インストールしようとすると何故かいつも Windowsが起動してしまい、逆上する。

何とか解決したいとネットで調べれば調べるほど聞き慣れない専門用語の波にのまれ、ストレスは頂点に達してしまう。そして、悲壮な決意でいくつかのサイトで質問をすると(我慢強く優しい「UBUNTU日本語フォーラム」へ質問するのではなく、場違いなところで質問してしまい)「質問の意味が分からないな」、「もっとよく考えてから質問し直しては?」とか、最悪の場合は「ブートの意味すら分からないのなら、ハッキリ言ってLinux系は無理」などと素っ気なく突き放され、呪いの言葉を吐くことになる。
しかし、これは回答者が不親切なのではなく(ましてや小馬鹿にしているのではなくculito、質問者が発する問が的確な問になっていないので、何が問題なのか助っ人達には分からないというケースがほとんどなのである。また、妙な質問をするのは決まって私のような非技術系の人で(苦笑)、その上「数行で要点だけを述べる技術系の人たちの性質」に馴染んでおらず、「ほんの一行でぞんざいに扱われ、小馬鹿にされた」勘違いし、これまた頗る気を悪くしたりするのである。

- 管理者権限で端末から実行しましたか? sudoが分からなかったら、sudoのドキュメントを参照してください
pc5- いえ、私のパソコンですので管理者は私です。それから、須藤さんという方は、ここのメンバーの方なのでしょうか? 先回りして恐縮ですが、須藤さんという方のドキュメントはどこにあるのですか?私、加藤と申します。
- ・・・sudoは・・・人の姓ではないのですが

・・・何か赤面するような間違いをしたことに気付き、激しく落ち込む。

そこで、痩せ我慢の出番なのである(失笑)技術系の人たちは、フツーの人たちが、こんな次元で悩んでいることが(おそらく)全く理解できていないと思うからである

UBUNTUの入口、とりあえずインストールするにはどうしたらよいか。・・・その方法をここに書くと長くなるので、後に記す、助っ人★痩せ我慢「インストールまで漕ぎ着ける」を参照して下さい。動く動かないは別にして「とりあえずインストールする方法」を記す予定です。とにかく試してみたいがUBUNTUは難しくて何のことかサッパリ分からないという方を、入り口ぐらいまではお連れできるかもしれません

ちなみに、私はUBUNTUを使っていても、その構造などはサッパリ分からないので質問は御法度です。その証拠に、つい最近までUBUNTUに日本語入力システム「ATOK X3 for Linux」を入れていたのに、UBUNTUがヴァージョン・アップするうちに修正パッチの当て方が分からなくなり(Just Systemの説明もサッパリ分からないので)、遂に切れて使うのを辞めてしまったくらいです。Sudoの意味も、須藤さんでないことぐらいしか分かりません(涙)


ワンガリPC大作戦 vol. 06 「地デジほいほい」+「大本営ほいほい」
投稿日: 2012/2/14|Posted in ワンガリPC大作戦!|(無断転載禁止)
さて、この進化した UBUNTU に驚愕したのは、某社OSのようにインストールに異様な時間がかかる上に、謎の再起動を執拗に繰り返すような出来損ないではなく、ほんの半時間でインストールが終了し、何の設定もしていないのに画面は正しく設定され、LANもマウスも、サウンド関係も認識してしまったという事なのである。デスクトップでは上手く行ったが、ノートパソコンでは間違いなく作動しないと確信していたので(音が鳴らないとか、画面が崩壊してしまうとか)、これには拍子抜けしてしまった。

早速、秋葉原で大ブレークを続けている「あきばお〜」というショップでmicrofono買った500円のマイクロフォンを差し込んで、Skypeの有料通話で国際電話をかけてみた。スピーカーから相手の声が流れ、私の声はハンズフリーでこのマイクロフォンに語りかけるだけである。メキシコのアミーゴは、エコーもなくよく聞こえると喜び、最近彼の地の治安が悪くなった等のボヤキ話を始めた。

死んでいたろくでなしメビウスが心を入れ替え(ズールーでアフリカな心に入れ替え)、蘇生した瞬間である。まったく Sharpもドジを踏んだものである。はじめからズールーな心臓を投入していたらパソコン事業から撤退しなくても済んだかもしれないではないか。

続いて、インターネット・ブラウザ「Firefox」のアドオンに「FOX TV」というのをインストールすると、世界のいろいろなテレビ番組が見られるようになる。凄い話ではないか。UBUNTUで武装したワンガリPCは「地デジいらず」あるいは「地デジほいほい」、ついでに紙媒体にも矛先を向けると「新聞いらず」「大本営ほいほい」となったのである。これこそが、ワンガリPCの真髄なのである。

foxこの FOX TV という優れモノも、デッド・リンクは結構あるが世界中のあらゆるジャンルのTVが見られるという、なかなか凄い奴である。これまで、巨大なパラボラ・アンテナを設置し、海外衛星放送を受信しようと悪戦苦闘していた日々がバカみたいに思えるほどである。そのインストールは、Firefoxを使っている人なら簡単で、アドオンで「FOX TV」を検索して入手するだけである。

役立たずだったノートパソコンで、まさか海外のTVやラジオがリアルタイムで見たり聞いたりできるようになるとは夢にも思わなかったので、歓喜にむせび泣く毎日である。

英語放送にしてもBBCをはじめ様々なものが高画質で見らfox_bbcれるので、お薦めである。「でも、字幕が・・・」などと弱気な事を言っていてはいけない。これは、今後展開を予定している「楽勝 バイリンガル作戦」と大いに関係してくる話なのである。窮すれば通ず。高い外国語会話の教材を買ったり駅前留学などしなくとも、ワンガリPCだけでバイリンガルな道は歩める筈なのである。ちなみに、言葉の習得で最も障害となるのは「対訳」や「字幕」にあると私は信じて疑わない。字幕などという余計なものがあるから、聞き取りが疎かになり、そして字幕を追いかける為に「落ち着かない眼」をした人となってしまうのである。

さぁ、気分が悪くなるナマコ面首相や、手を叩いて笑い転げる失笑芸人、呆れたグルメ番組、そして肝心な事を何も伝えない地デジ報道などを捨て、ワンガリなPCで真実に迫りましょう!

cajitaP.S.1: 取り外した旧HDDを破棄するなどという、そんなモッタイナイことをワンガリさんは許してくれません。そこで、アキバのショップで購入したのが写真の「2.5″HDDをUSB2の外付けHDDにしてしまうケース」(500円)。これに収納して使用すると、流石にハードディスク。当たり前だが早さはUSBメモリとは比較にならない。

P.S.2: なるべく高速に動くように、ワンガリ・メビウス機は、UBUNTUより軽量な LUBUNTU というもので動作させています。UBUNTUから派生した軽量なディストリビューションには、その LUBUNTU の他に、XUBUNTU などいろいろあります(それらへの移行は、極めて簡単にできます)


ワンガリPC大作戦 ☆ 特別付録 UBUNTU Linux の入り口 – 旧型PCを蘇生して最新鋭情報ツールに
投稿日: 2012/2/15|Posted in ワンガリPC大作戦!特別付録|(無断転載禁止)
以下は、ロートルで役立たずだった「Mebius PC-MC1-3CC」というノートパソコンに、UBUNTUをインストールしたという「個人的な体験」をベースにしたものにすぎませんので、別メーカーのパソコンで同じように動作するという保証は全くありません。真似をされてパソコンがご臨終となってしまっても、当方は責任一切を持てません。どのみちPC-AT互換機の世界は保証の全くない自己責任の世界ですので、そこら辺、腹を括ってください。実験だと思って「用済みのパソコン」で試してみて下さい。ちなみに気のせいかもしれませんが、ちょっと古いパソコンの方が(構成機器ドライバーが対応済みなのか)、インストールがスムーズに行くケースが多いようです。

また、メビウスを糞味噌に罵倒しているようですが、実はプロセッサーに Intel ではなく AMD を搭載したところまでは高く評価しています(苦笑)。全く同じメビウス機をUBUNTU化されようという場合は、たぶん呆気なくインストールが終わり、すぐに使えるようになるのではないかと思われます(このメビウスは、UBUNTUの方が向いているような気がします)

さて、UBUNTUをインストールするには様々な方法がありますが、ここではCDからインストールする方法のみを記しています。また、個人的にデュアル・ブート(2つの異なるOSを一つのPCで使う)を好まないもので、Windowsを温存してUBUNTUもインストールされたい方の参考にはなりません。

UBUNTU化した Mebius PC-MC1-3CC のスペックは以下の通りです。尚、変更したハードウェアは、メモリとハードディスクのみ。それ以外、全く手を加えておりません。

mebius_lubuntu

 

 

 

CPU : AMD Athlon XP-M 1800
Memory: 768MB (DDR SDRAM PC2100) → これを1GB (PC2700)に
HDD: 40GB (4200 rpm) → これを 80GB (5400 rpm)に

以下は、UBUNTUをインストールしたいのだが「入り口にも辿り着けず」、それがどんなものか試すことすら出来ずに悶々とされている方を「せめて入り口まで」ご案内する為に記したものです。

(1) UBUNTUのセットアップ・ファイルをダウンロードしたいのだが、どれをダウンロードしたら良いのか皆目見当がつかず、途方に暮れている・・・という方に

例えば UBUNTU 11.10 ( http://www.UBUNTUlinux.jp/download) のダウンロード・サイトに行くと、「Japanese Teamが作成しているUBUNTU 日本語 Remix イメージは、以下よりダウンロードできます」とあり、続いて:

『日本語 Remix CDイメージのダウンロード』
『日本語 Remix 仮想ハードディスクイメージのダウンロード』

・・・という選択項目が表示されますが、この2つの何がどう違うのか良く分からない上「CDイメージのダウンロード」という表現も、あと一つ分からない・・・そういう方は多い筈です。

ここで良く理解していないどころか、実は全く分かっていない私などがそこに解説を加えると火に油を注ぐようなもので(ますます何のことか分からなくなるのは必至なので)とりあえず深くは考えず 日本語 Remix CDイメージのダウンロード の方をクリックします。

すると今度は、北陸先端科学技術大学院大学KDDI研究所などのダウンロード先のリンク・リストがズラりと出て来て、これまた大混乱。「いったい、どれをクリックすればいいのだ!?」

ここでは、ダウンロード先を気にするよりも、○○○×××.iso (CDイメージ) とある方をクリックするぞと身構えて下さい。ダウンロードしない方のTorrentファイルが何だか全く分からないという人は、どのみちそれをダウンロードしないのですから、とりあえず忘れてしまうことが肝心です。

そのCDイメージというのは、CD-Rに焼き付けねばならないのですが、そして UBUNTU Japanese Team のサイトには、どうやってそれを焼き付けたらよいのかも実は詳しく書かれているのですが、iso 書き込みが初めての人には何とも理解が難しい

ダウンロードしたファイルが、例えば「UBUNTU-ja-11.10-desktop-i386.iso」というものだったら、それをCDに焼き付けるには、焼き付け用のソフトウェアが必要です。単にCDに書き込んでも駄目なのですが、多くの人がそれをやってしまうようです。それをそのまま焼き付けても、CD内には「UBUNTU-ja-11.10-desktop-i386.iso」がコピーされるだけで徒労に終わるので、必ず以下のような処理を行ないましょう。

Windows 7の場合は、特別なライティング・ソフトを使わなくとも該当の「iso ファイル」を右クリックして「ディスク イメージの書き込み」というのを選択するだけで UBUNTU のインストールCDが出来てしまうみたいですが、それ以前の XPなどのOSでは、例えば「CDBurnerXP Pro」などをインストールして、CDを作る必要があります。

CDBurnerXP Pro ( http://cdburnerxp.se)

これをインストールして起動したら「iso イメージをディスクに書き込み」を選び、ブート可能なCDを作ります。大した時間もかからずに、インストールCDが出来る筈です。「ブート可能なCD」って何だ?という方は、この件も深く考えず、とりあえず忘れてしまうことを推奨します。

(2) ようやく正しくCDに書き込む事が出来たような雰囲気なので「インストール」しようとすると、何故かいつもWindowsが起動してしまい、逆上中・・・という方に

パソコンのハードディスクからではなく、作ったCDからシステムを起動する必要があるのですが、ここで躓いてしまう人も結構多いみたいです。しかし、あと一息。ここさえクリアすれば、ワンガリなPCに変身可能なので、必要以上に期待し、胸を異常に膨らませて下さい。

パソコンのスイッチを入れWindowsの起動画面が出る前に(それが出てからでは手遅れです)、通常は「del」キー、メビウスの場合は「F2」キーを押すとBIOSメニューというのが起動します。ここで何をするのかというと、起動するドライブの順番を指定してあげるのです。従って、よほど余計なことでもしない限り、どんなPC初心者でもビビる必要はありません。しかし、BIOS関係は余計な事をすると致命傷になるので、慌てず良く考えて作業しましょう。

メビウスの場合、スイッチを入れると「Sharp」のロゴマークが表示され、一番下に「Press F2 enter System Configuration」などという表示が出る筈です。ここがF2ではなく、del だの メーカーによって(BIOS設定メニューの)呼び出し方に若干の違いがあるだけです。ただ、ここでボーッとしていると、あっという間にその画面を通り過ぎ、あの Windowsの旗がはためくという発熱の展開となるのでちょっとだけ慌てる必要があります。bios_setup

このBIOSメニューというのはパソコンによっても、バージョンによってもメニューは異なり、しかもほとんどが英語ですが、誰でも分かる中学レベルの英語なので心配はいりません。

Menuから方向キーなどで、Boot Sequence の設定項目を探し当て、どのドライブから起動するかの順番を決めます。とにかく慌てず、「Boot」という単語をキーワードに、その順位を決めるメニューを捜します。それ以外の余計な事をするとパソコンが動かなくなる可能性があるので、余計な真似は絶対にしないで下さい。さて、Boot の Priority 画面が見付かったら:

1st Boot Device を CD-ROM に。
2nd Boot Device を Hard Disk に(とりあえず)指定しましょう。

boot_priorityちなみに、この順番はいつでも変更できますが、このままで通常は支障はありません。最後に、メニューの EXIT を選び、変更を保存します。通常は Exit saving Changes (変更をセーブした後、BIOSメニューを終える)を選びます。

以上で、ワンガリなUBUNTU PCをインストールする環境が目出度く整いました。

ブート・デバイスの順番変更が上手く行き CD-ROMからの起動が優先されていれば、パソコンを再起動すると、パソコンは UBUNTU CD を最初に読み込みに行こうとする筈です。

後は UBUNTU のインストール指示に従うだけなのですが、とりあえず「インストールしないで UBUNTU を試してみる」を選んでも良いかもしれません(勿論、ハードディスクで動かすのとは異なり、動きは若干緩慢となります)

またインストールの最中に、現在インストールされている Windowsなどを温存し「UBUNTUを別領域にインストールしますか?」とか、「HDDの全領域を UBUNTU として使いますか?」などの判断も迫られますが、それは使う方の判断なので何とも言えません。

私の場合は迷うことなく「HDDの全領域でUBUNTUを使う」としましたが、その真似をされると、Windowsのリカバリー領域などもフッ飛んで、2度とWindowsを復元できなくなるので注意して下さい

(3) 入り口までの案内と言いましたが、(もし絶好調でUBUNTUが使えるようになった後)「バージョン・アップ版がインストール可能ですが、どうしましょう?」とUBUNTUがアナウンスしてきた場合:

いくら UBUNTU が優れていても、UBUNTUのヴァージョン・アップを (ライヴ・アップデートにて)低スペックのノートパソコンなどで行おうとすると、とてつもない時間を要する場合があります。私の場合は気が短く堪え性がないので、例えば UBUNTU 10.10 を UBUNTU 11.04 にアップグレードする場合は、上記(1)の方法で、UBUNTU 11.04 のブートCDを作ってクリーン・インストールする(一から新規に入れ直す)ことにしています。勿論、そうすると前のバージョンでの設定が死んでしまいますが、その方が早いので、お薦めです。